国が復興道路として整備を進めてきた三陸沿岸道路が、震災から10年9カ月にして18日、全線開通した。
国が東日本大震災後、復興道路として整備してきた三陸沿岸道路。
岩手・普代 ‐ 久慈間でのり面が変形するなど、当初の計画からは遅れたが、最後の25kmの区間が18日に完成し、久慈市で記念式典が開かれた。
震災から10年9カ月にして、仙台から八戸までの359km全線が開通。
仙台 – 八戸間は、震災前より3時間20分短い、5時間余りで結ばれ、沿線では、物流や観光振興、救急医療などの分野で効果が期待される。