19日夜、東の空を飾った天体ショー。
午後2時半すぎ、宮城・仙台市の情報カメラがとらえたのは、部分月食の始まり。
月食は時間とともに進み、午後5時には満月の半分ほどが見えなくなった。
そして、月食のピークを迎え、満月のおよそ98%が欠ける「ほぼ皆既月食」状態となった。
東京都心の空では、雲の隙間から部分月食が始まった。
このチャンスを逃すまいと、多くの人が望遠鏡をのぞき込んだり、カメラを向けたり、寒空の下は熱気に包まれていた。
見た人は「めっちゃ感動してます。最高でした、一生の思い出になりました。最初曇ってて、見えないかなと思ってたんですけど、最後きれいに見えて良かったです」
月食のピークが全国どの地域からでも見られるのは、およそ140年ぶりだという。
月はこのあと欠けた部分が戻り、次第に元の姿へ。
部分月食の終わりは午後7時47分ごろとなっている。