もっと詳しく

モデルナ製ワクチンには接種後、半年たってもインド型変異ウイルス「デルタ株」を抑える効果があると発表。

これは、アメリカの国立アレルギー感染症研究所などの研究チームが、科学誌「サイエンス」に発表したもの。

モデルナ製ワクチンの2回の接種を終えた24人の血液を使って、人工的に再現したウイルスを投与したところ、デルタ株に対しては、半年後でもウイルスを抑える効果が96%確認されたという。

中和抗体は、どの変異ウイルスに対しても、2回目の接種後、2週間をピークに、時間とともに減少したということで、研究チームは、「3回目接種の必要性についての研究を補完するものになるだろう」との見解を示している。