トースターや空気清浄機など、他のメーカーのものとは一線を画す、ハイデザインのスタイリッシュ家電を多く出し、人気の「BALMUDA(バルミューダ)」。
そんなバルミューダが、とうとう自社製のスマホ「BALMUDA Phone」を販売しました。
バルミューダらしく、他のメーカーのスマホにはない超コンパクトボディで目を惹く1台となっていますが、その価格の高さも話題で賛否両論が巻き起こっています。
果たして、話題のバルミューダスマホ「BALMUDA Phone」は買いかチェックしてみましょう。
※BALMUDA The Range
引用:バルミューダ
※BALMUDA The Pure(空気清浄機)
引用:バルミューダ
話題のバルミューダスマホ「BALMUDA Phone」は買いか?
引用:バルミューダ
バルミューダ社自らが「20年越しの恋人」と称しているとおり、長年の悲願だった「BALMUDA Phone」の誕生。
いったい、「BALMUDA Phone」とはどんなスマホなのでしょうか?
主なスペックをまず見てみましょう。
BALMUDA Phone 主なスペック
ディスプレイ | 4.9インチ 1920×1080 OLEDディスプレイ |
---|---|
CPU | QualcommSnapdragon765 |
メモリ | RAM:6GB ROM:128GB |
カメラ | 1眼(シングルカメラ) 約4800万画素(最大記録画素数1200万画素) インカメラ:2400万画素 |
バッテリー | 2500mAh |
生体認証 | 指紋認証 |
防水 | IPX4 |
おサイフケータイ | あり |
カラーバリエーション | ブラック ホワイト |
5G | 対応 |
サイズ | 幅69mm 高さ1123mm 厚み13.7mm 重量138g |
「BALMUDA Phone」の主なスペックはこのようになっています。
では、特に気になるスペックを細かく見てみましょう。
4.9インチのコンパクトデザイン
BALMUDA Phoneをまず一目見て、誰もが思うのが、そのコンパクトデザインではないでしょうか。
4.9インチと4インチ台のスマホは近年見かけなく、iPhoneで言えばiPhone SE(第2世代)の「4.7インチ」が最後。
来春の販売が噂されている、iPhone SEの次世代機、iPhone Se(第3世代)は6インチ台になるのではとされており、5Gに対応している4インチ台のスマホは貴重と言えるでしょう。
また、幅69mm/高さ1123mm/厚み13.7mm/重量138gというサイズは、片手の中にすっぽり入る程度、片手でスマホを操作する、手の小さい女性やお子さんはもちろん、胸ポケットなどでスマートに収納して持ち歩きたい人にも最適です。
ザラっとした質感と、曲線のみのデザイン
「河原に落ちている石」をイメージして作られたという、ザラっとした質感も他社のスマホにはなく特徴的なひとつです。
非常に手にフィットする質感のため、気付くとBALMUDA Phoneを持ってしまっているなんて人も続出しているよう。
なお、革製のように味わい深い感触になっていく作りになっている点も、寿命長く使えて嬉しいところ。
また、直線となっている個所が一切なく、曲線のみで作られたデザイン性も非常に個性的です。
背面や側面だけでなく、ディスプレイのベゼルさえも直線部分がなく曲線となっているため、コンパクトさも相まって可愛らしい雰囲気を醸し出していると言えるでしょう。
独自アプリも個性的
BALMUDA Phoneには、Google(Android)の標準アプリのほか、「スケジューラ」「メモ」「ウォッチ」「計算機」と4つの独自アプリが搭載されています。
「計算機」アプリでは、通貨換算が可能な独自機能があり、海外によく行く人などでは重宝しそうです。
また、「スケジューラ」アプリは、画面の下部を左右にスライドさせ拡大縮小表示させるなど、片手で操作しやすい設計になっており、コンパクトサイズを活かせて使えるスケジュールアプリとなっています。(なお、Googleカレンダーと連携可能。)
CPUは2世代前くらい
BALMUDA PhoneのCPUは、「QualcommSnapdragon765」。
だいたい2019年~2020年の5G対応スマホの初期ミドルエンジモデル(「OPPO Reno3 5G」「Google Pixel 4a(5g)」など)に搭載されているCPUで、やや時代遅れ感があることは否めません。
そのため、遅延ない処理能力が必要なハイスペックゲーム等には不向きですが、YouTubeやSNS、ネット閲覧など日常使いでは問題なくサクサク動くのではないでしょうか。
バッテリー容量2,500mAh毎日充電は必要か
BALMUDA Phoneのバッテリー容量は2,500mAh。
コンパクトサイズで消費バッテリーは他モデルより少なくて済むことを入れても、今では4,000~5,000mAh程度が標準的なため、1日は持ちますが、毎日必ず充電は必要なくらいではないでしょうか。
カメラ性能は過度な期待はできない
メインカメラはシングルレンズで4,800万画素。
望遠レンズや(超)広角レンズは非搭載のシングルレンズのため、凝った撮影はできません。
SNSへのアップなど日常の撮影程度なら問題ありませんが、4,800万画素と言っても、最大撮影画素数は1,200万画素のため、実質1,200万画素のため、あまりカメラ性能に過度な期待は持てません。
2台目スマホには最適!?
- 胸ポケットにも入るコンパクトさ
- 人にも自慢できる個性的デザイン
- おサイフケータイ内蔵
などの、BALMUDA Phoneの特徴を見ると、財布代わりの1台、すぐにSNSやメールなどのチェックができる1台など、2台目のスマホとして持ち歩くのも、カッコ良いのではないでしょうか。
気になるBALMUDA Phoneの価格は?
引用:ソフトバンク
BALMUDA Phoneは、「SIMフリーモデル」と「ソフトバンク」から販売されています。
「SIMフリーモデル」は、公式のバルミューダオンラインショップで、「104,800円」。
iPhone 13がBALMUDA Phoneと同じストレージ容量の128GBモデルが「98,800円」(Apple Store価格)のため、だいたいスペックとしては、2019~2020年のミドルエンジモデル程度の「BALMUDA Phone」はかなり攻めた価格設定といえるでしょう。
なお、SIMフリーモデルはバルミューダオンラインショップ以外にも、ビックカメラなど家電量販店でも販売しています。残念ながらポイントは1%(1,048ポイント)しか付かないようですが、ポイントを狙って家電量販店買いで少しでも価格を抑えることができます。
また、キャリアで唯一、BALMUDA Phoneを販売しているのが「ソフトバンク」です。
ソフトバンクの場合、「143,280円(2,985円×48回)」ですが、2年間使用して返却する「新トクするサポート」を適用すると、「71,640円(2,985円×24回)」でBALMUDA Phoneを入手可能です。
また、他社からの乗り換えや、30歳以下の新規契約では、20,000円を超える割引が適用されるため、実質SIMフリーモデルと大差がない価格にまで下げられる可能性があります。
- 他社からのMNP乗換の場合、機種料金から21,600円割引。(ソフトバンクオンラインショップ限定)
- 5歳~30歳の新規契約の場合、機種料金から21,600円割引プラスU30スマホおトク割適用で最大31,680円割引。
まとめ
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