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昨年の紅白歌合戦出場もあり大変話題になっている、米津玄師さんの最新楽曲の歌詞考察をしていきたいと思います!

 

今回は楽曲の紹介だけでなく、米津玄師さんのプロフィールなども含めてご紹介しますのでこれさえ読めばばっちりですよ。

 

それでは早速行きましょう!

 

 

米津玄師とは?アーティスト?作曲家?

 

では、まずは米津玄師さんの簡単な紹介からさせて頂きますね。

 

1991年3月10日に徳島県にて誕生し、長らく県内で暮らす。

 

2009年 – 2011年

 

クリエイター”ハチ”として

 

パソコンの新調を機にDTMを始め、「ハチ」という名義で約30曲程度の本人歌唱のオリジナル曲をニコニコ動画などにて発表したが、しばらくしてすべて削除している。

 

2009年より、バンド活動と平行してVOCALOIDを使用したオリジナル楽曲の制作を始める。

 

5月にはニコニコ動画にて、初音ミクを用いた処女作「お姫様は電子音で眠る」を発表。2010年に自主制作アルバム『花束と水葬』『OFFICIAL ORANGE』を発表(両作とも2013年に全国流通盤が発売された)。

 

2011年までに「結ンデ開イテ羅刹ト骸」「マトリョシカ」「パンダヒーロー」をはじめとするミリオン再生を記録したヒット曲を発表した。

 

またこの時期自身のブログ「電子帖八番街」(当時の名称)で「WebMoney Award 2009」の「enjoy. Award 2009 ダイヤモンド賞」を受賞する。

 

2012年より本名での活動を開始する。

 

2013年 – 2014年

 

5月29日、ユニバーサルシグマからシングル「サンタマリア」をリリースしメジャーソロデビューを果たした。

 

2014年

 

3月には新曲「リビングデッド・ユース」「アイネクライネ」のミュージックビデオを公開。アイネクライネは東京メトロ2014年度広告キャンペーン”Color your days.”のタイアップ楽曲となり長らく米津の代表曲と称される。

 

2017年

2月15日に6枚目のシングル「orion」をリリースする。

 

表題曲はNHKTVアニメ「3月のライオン」の第2クールエンディングテーマに起用された。

 

2018年

 

2018年3月14日に8thシングル「Lemon」をリリースする。

 

表題曲はTBS系列ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として提供された。

 

TVドラマへ楽曲を提供したのはキャリア初のことだった。

 

「Lemon」は発売年内にフィジカル、配信にて累計200万セールス超を記録、Billboard JAPAN Hot 100の年間チャートでは単独1位を獲得、2018年度最大のヒット曲となった。

 

山田智和が監督を務めたミュージックビデオは6月12日にYouTube上での再生回数が1億回、12月までに2億4千万回、翌年2月9日には国内のMVでは初の3億回再生を突破した。

 

米津の手がけた曲が1億回再生を記録したのは今回で3度目であった。

 

これにより日本人の作詞・作曲者による1億回再生達成回数が秋元康(作詞)を抜いて単独でトップとなった。

 

同曲はSoftbank「白戸家ミステリートレイン『事件のはじまり+リョウマの事情聴取』篇」のCMソングに起用された。

 

12月31日、第69回NHK紅白歌合戦に初出場する。

 

故郷である徳島県内の大塚国際美術館からの中継で「Lemon」を披露した。

 

テレビ番組に生出演し歌を披露するのはこれが初めてだった。

 

2019年

 

楽曲制作としては、菅田将暉の楽曲「まちがいさがし」のプロデュースを務め、「灰色と青」以来2度目のコラボレーションを果たした。

 

自身の楽曲では、6月7日公開の劇場アニメ『海獣の子供』へ主題歌「海の幽霊」を提供する。

 

ウィキペディアより引用

大まかな紹介にはなってしまいますが、米津玄師さんとはこのような方です。

20代のボーカロイドを通ってきた層にはかなり前から人気があり、普段あまり音楽に興味をお持ちでない方にも「Lemon」で広く周知される様になったイメージですね。

 

代表曲は?他の歌手へ提供した曲はある?

 

では、そんな才能溢れる米津玄師さんですがご自身で歌われる以外にも活動されています。

 

1番最近ですと「菅田将暉」さんへの楽曲提供とプロデュースがありましたね。

 

幅広い人脈と才能によって、これからもどんどん提供していって欲しいです!

 

 

海の幽霊ってどんな曲?

 

では、お待たせいたしました!

 

今回フューチャーする、海の幽霊のご紹介をいたしましょう!

 

この曲は6月公開映画「海獣の子供」主題歌として制作されました。

 

この「海獣の子供」は同名原作を元に映画化された作品です。

 

今回、米津玄師さんは「自分色を出すのではなく、この作品に寄り添う形」を取ったのでは?と感じる部分が多いです。

 

後ほど詳しく書きますが、原作を読んでから歌詞を読むとすごくしっくりくるといいいますか・・。

 

原作にあった描写を連想させる歌詞になっているといいますか・・・。

 

歌詞から考察!

 

では、そんな「海の幽霊」の歌詞を考察していきましょう!

 

歌詞の全文はこちらで確認してくださいね!

 

では、以下抜粋していきます!

 

開け放たれたこの部屋には 誰もいない

潮風の匂い染み付いた 椅子がひとつ

あなたが迷わないように あけておくよ

 

主人公の海くんが、作中でこんなことを言います。

 

「幽霊がいるかどうか確かめる方法があるよ」

 

「誰もいない部屋の真ん中に椅子を置いて扉を閉める。」

 

「次に見たときに椅子に変化があったら幽霊がいる」

 

たぶん、ここを表現したのでは?と思います。

 

星が降る夜に あなたに逢いたい

あの夜を忘れはしない

大切なことは 言葉にならない

夏の日々に起きたすべて

 

原作には星降る夜があり、みんなで集っているシーンがあります。

 

大切なことは言葉にならない、というのは映画のキャッチコピー「1番大切な約束は言葉では交わさない」からでしょうか。

 

思いがけず 光るのは

海の幽霊

 

この光るというのは、一体何を指すのか?

 

私が真っ先に浮かんだのは「人の感情」でした。

 

感情ってコントロール出来るものでもないですからね。

 

だから、「思いがけず光る」と表現したのかもしれません。

 

離れ離れでも ときめくもの

叫ぼう 今は幸せと

大切なことは言葉にならない

跳ねる光に溶かして

 

今この瞬間に物理的距離が遠くても、ときめけるもの。

 

誰かを想う感情だったり、楽しかった思い出だったり。

 

そういうものを持っているから「今は幸せ」だと叫べる・・。

 

ここで表すのは、大切なことはそのものとの距離ではないという意思でしょうか。

 

作品に寄り添って書かれていますが、アーティスティックな面ももちろん垣間見えますよね。

 

特にこの曲は、原作を知っている人とそうでない人では捉え方がかなり変わるのでは?と思います。

 

何通りもの解釈があって、正解不正解は本人にしかわからないですが、ぜひ聴く人なりの解釈をもって楽しんで欲しいですね。

 

 

まとめ

 

今回は米津玄師さん最新曲「海の幽霊」について掘り下げると共に、米津玄師さんについても詳しく書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

米津玄師さんの楽曲はどれも一筋縄ではいかないアーティスティックな歌詞が多く、掘り下げていくのがとても楽しいです。

 

ぜひみなさんも、新しい解釈を見つけてみて下さいね。

 

以上、米津玄師さん「海の幽霊」歌詞考察でした!