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11月も半ばを過ぎ、冬の足音が聞こえ始めた。

北海道のスキー場がオープン。
そして都心では、紅葉が見頃を迎えている。

20日から営業を開始した、北海道・小樽市のスキー場。

早速、多くの人が訪れ、今シーズンの初滑りを楽しんだ。

訪れた人「うれしいです。誰よりも早く滑れてよかったなと思います」

北海道では、記録的な雪不足が続いている。

スキー場「スノークルーズオーンズ」では、人工雪を使って幅5メートルから10メートルのコースを整備したが…

スノークルーズオーンズ・落合勇紀チーフ「コース幅も十分でないですし、(雪の)厚みもないので、コースの下の方は、少しターンとかを控えていただいて」

コースに土が見えた際には、スタッフがすぐに直せるよう準備しているという。

一方、東京都心にある日比谷公園は、イチョウの葉が黄色く色づいている。

冬の足音が近づく中、この公園で2年ぶりに開かれているのは、全国各地の魚介料理を楽しめる「ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」。

熱々のノドグロ鍋や、会場で解体した本マグロ。
さらには、天然の焼きガキなどを食べることができる。

訪れた人「めっちゃおいしい」、「カキとかメヒカリとか、現地じゃないと食べられないから、きょうは、おいしくいただきました」、「お友達に誘ってもらって、いくら丼食べに来ました」、「(おいしい?)うん」

会場では、福島県産の魚介を使った料理のイベントも同時に開催されていて、直径1メートルの大鍋で150人分を一気に炊き上げるイカスミのパエリアなどが提供された。

新潟市では、「Max」の愛称で親しまれ、この秋に引退した2階建て新幹線「E4系」の車両見学会が行われた。

2001年から上越新幹線で使われ、10月1日に20年間に及ぶ定期運行を終えた「Max」。

ラストランには、多くの鉄道ファンが訪れ、別れを惜しんだ。

その「Max」が見られるとあって、親子10組に限定した見学会の受け付けは、開始わずか3分で定員に達するほどの人気ぶりだったという。

運転台で実際にレバーに触ったり、車内放送にも挑戦。

男の子「この新幹線にはもう乗れないと思っていたから、うれしいです。車内放送が緊張しました」

参加した子どもたちは、引退した車両との新たな思い出を刻んでいた。