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20%オフに込めた「地球への優しさ」とは。

ショーケースに並ぶケーキにドーナツ、スコーンなど、コーヒーとともに購入されるフードの数々。

スターバックスコーヒージャパンは19日、フードロス削減のため、ドーナツやサンドイッチなど一部の商品を閉店の3時間前をめどに20%オフにすると発表した。

例えば、ニューヨークチーズケーキなら、1つ462円が、20%オフで369円に。

20代「最近フードロス問題も結構あるので、20%オフは大きいと思う」

スターバックスの店舗から出される食品廃棄物のおよそ7割は、コーヒーを抽出したあとの豆かすが占めているが、実は、期限切れフードの廃棄量は、全体のおよそ15%を占めていて、2番目に多い量だという。

スターバックスコーヒージャパン 商品本部フード部・森田一毅部長「われわれにとっても、とても大きなチャレンジ。 2030年までに廃棄物を50%削減。スターバックスの目標に貢献するために持続的に行う取り組みとしている」

この取り組みを実験的に行った店舗では、客が飲み物に追加して購入するケースや家族のお土産として購入するケースが増え、実際に廃棄量を半分以下に減らすことができたところもあるという。

23日から全国の店舗で実施され、売り上げの一部は、子ども食堂の支援センターに寄付される。