Microsoft は 17 日、Microsoft 365 アプリおよびサービスにおける Internet Explorer 11 (IE11) のサポートを予告通り終了した(Microsoft 365 Blog の記事)。
Teams と Skype は IE11 上で実行できないが、ほとんどのアプリとサービスではサポート提供が終了しただけであり、引き続き IE11 上での実行は可能だ。ただし、IE11 向けに新機能が提供されることはなく、アプリとサービスの提供が終了するまで徐々にエクスペリエンスは低下していくとのこと。
個人的には用途別に複数のブラウザーを使用しており、6 月までは IE11 もその一つだったが、6 月下旬から Vivaldi に置き換えた。IE11 を使い続けていた理由は選択テキストのコンテキストメニューからサーチエンジンを指定して検索できることと、Webページで指定された色を無視するオプションによる既読リンクの色表示の2点。Vivaldi は前者に対応しており、後者は拡張機能2本で何とか対応した。
Microsoft は Windows 10 の IE11 を 2022 年 6 月に退役させる計画を発表しており、Windows 10 Insider Preview ビルド21387 以降では IE11 が無効化されていた。Windows 11 Insider Preview でも同様だ。スラドの皆さんはまだ (IE モードではなく) IE11 を使用しているだろうか。特に IE11 を使用する理由は何だろう。
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