11月、2度目の「酉(とり)の日」の21日、酉の市は、商売繁盛を願う人でにぎわった。
一方、11月22日の「いい夫婦の日」を前に、三重・伊勢市では、愛を叫ぶイベントが開かれた。
各地の21日の様子。
露天風呂につかって、気持ちよさそうにしているのは、カピバラの親子。
伊豆の冬の風物詩となっている、カピバラの露天風呂。
今週末から、静岡・伊東市の伊豆シャボテン動物公園で始まった。
訪れた人は「めちゃめちゃかわいいですね」、「絵になりますね。めちゃめちゃ癒やされます」などと話した。
9月に、6匹の赤ちゃんが生まれ、12匹となったカピバラの家族。
21日は、お湯の中にオニユズが入れられ、ユズの香りに包まれながら、露天風呂を満喫していた。
一方、佐賀市では、秋のフルーツといわれる、柿の皮むきに子供たちが挑戦する、「柿むき大会」が開かれた。
真剣な表情で、皮をむいていく子どもたち。
地元の名産、干し柿作りの技を受け継いでもらおうと毎年開かれていて、「はやむき」と「長むき」の腕を競った。
参加した子どもは、「練習していなかったから、全然むけなかった。(来年は)上手になって、周りをびっくりさせたい」と話した。
11月22日は、「いい夫婦の日」。
三重・伊勢市の観光名所・夫婦岩で、21日、大切な人に愛を叫ぶイベントが開かれた。
出会って40年になるという夫婦は、「波瀾(はらん)万丈な山あり谷あり、一緒にいてくれて、ほんとにありがとう!」、「わたしの夢は、あなたと一緒に仲良く暮らすこと。その夢がかなって、今が一番幸せです!」と、互いに感謝の言葉を叫んだ。
酉の市発祥の社とされる東京・足立区の花畑大鷲神社。
「二の酉」の21日、11月2度目の酉の市が開かれ、多くの人が訪れた。
商売繁盛を招くといわれる、縁起物の熊手を買い求める人たち。
飲食業「コロナウイルスの影響で売り上げが落ちちゃったんで、あらためて縁起を担いで、(来年は)みんなにまた、元気よく集まっていただけると」
2021年は、2020年と比べると、人出も増え、熊手を購入する人も増えているという。
寿喜 花畑店・小川店主「去年がひどかったですから、去年と比べると、2倍近くの売り上げになっていますけど」
熊手には、来年の福をかき込もうという願いが込められている。
(東海テレビ)
(テレビ静岡)
(サガテレビ)