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自民党総裁選挙に立候補している4人が、21日午後、「党改革」を掲げる若手国会議員の会のメンバーと意見を交わした。

岸田前政調会長「誰よりも早く自民党改革を掲げて、この総裁選挙に名乗りを上げた。権力の集中、そして惰性を防ぐ。この思いは、1ミリたりとも変わっていない」

河野規制改革相「もう40すぎたら青年局じゃなくて、総理でもとりにいけるのよというのを明確にしたほうがいいのではないかなと思う」

高市前総務相「質問時間、委員会の。皆さん悔しいでしょ、7時間コースの委員会があって、自民党の質問時間は10分だったり15分だったり、皆さんが政策を発信する機会を増やしていきたい」

野田幹事長代行「自分ができることは、ぶれないということだった。党改革はそういうところから始めていかないと。身を切る思いで、自分を犠牲にしながら、まずは地域の人たちの信頼関係をもとに、自分たちから発信していく」

4人の候補者は、若手議員らと意見を交わし、自民党改革について持論を述べた。

これに先立ち、岸田前政調会長は、谷垣元総裁の東京都内の自宅を訪ね、総裁選での協力を要請した。

河野規制改革担当相は、閣議など公務をこなしたほか、札幌市議会議員とオンラインで意見交換した。

高市前総務相は、新型コロナウイルスの感染拡大に苦しむブライダル業界から、「GoToWedding」事業の要望などを受け、「補正予算でしっかり検討したい」と応じた。

また、野田幹事長代行は、21日も議員票獲得に向けて、国会内の事務所へのあいさつ回りを行うなど、4人の候補者は、支持拡大のための活動を精力的に続けている。