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大阪・北新地で起きた放火殺人事件で、容疑者の男が、外へ逃げる人を捕まえようとする姿が、防犯カメラに映っていたことがわかった。

12月17日、大阪・北新地の心療内科クリニックで、25人が死亡した放火殺人事件で、警察は、容疑者を谷本盛雄容疑者(61)と特定している。

クリニック内の防犯カメラには、谷本容疑者が、紙袋を床に置いて蹴飛ばし、液体が漏れ出たあとに、火が出た様子が映っていた。

さらに、火災が起きたあと、谷本容疑者が外へ逃げる人を捕まえようとする姿が、映像で確認されたことが、捜査関係者への取材でわかった。

また、谷本容疑者の自宅とみられる住宅からは、「京都アニメーション放火殺人事件」などの記事が見つかり、警察は、谷本容疑者が大勢の人を巻き込もうとした疑いもあるとみて、調べている。