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 【カイロ=佐藤貴生】イランのライシ大統領は21日、国連総会の一般討論演説で、制裁解除のための米国との間接協議再開に前向きな姿勢を示した。ただ、ライシ師は今月上旬、「圧力」が続くなかでの対話には応じないと米国を牽制(けんせい)。イランは今年、核兵器級に一気に近づく濃縮度60%のウランを製造するなど、制裁解除に向けた「恫喝(どうかつ)政策」を続けている。