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いまや「民主主義の後退」が世界的に進行し、権威主義的スタイルが支配力を強めている。そんななか改めて注目されるのが「市民抵抗運動」だ。組織化された非暴力的な市民革命は、これまで社会に何度も大きな改革をもたらしてきたことが、最近の研究でも裏付けられている。反人種主義運動や気候変動運動、LGBTQ+の権利のための運動など、この10年で従来の無関心層さえも積極的に参加するようになった市民抵抗運動の現代的戦略と可能性をめぐる短期連載。