新規感染者が減少する中、兵庫県と京都府で、飲食店に対する営業時間の短縮要請が解除された。
そのほかの地域でも解除へ向けた動きが出始めている。
22日から、飲食店などに対する時短要請が全面的に解除された兵庫県。
客「すごい幸せです。きょうの日を待ってました。もう4人とも2回(ワクチン)接種終わっています。4人までOKでしょ」
京都府でも22日から、時短要請などが解除され、京都市内の店では、およそ7カ月ぶりに通常営業を再開した。
浪漫家 御所南店・中村成男オーナー「久々に仕込みしてて楽しいけどね。ああだこうだ言いながら。ぜひ皆さん飲んでくださいよ! 頼むよ! 来てよ!」
一方、25日から、東京や大阪が時短要請を解除することを受けて、外食業界が対応を急いでいる。
居酒屋では、甘太郎などを展開するコロワイドのほか、ミライザカを展開するワタミ、串カツ田中が営業時間を延長し、閉店時間は店舗ごとに検討するという。
また、ファミリーレストランでは、ガストやロイヤルホスト、デニーズが原則、通常営業に戻す。
一方、サイゼリヤは、一部の店舗を除いて深夜営業をやめ、午後10時までの営業とする。
牛丼チェーンでは、すき家、吉野家、松屋はいずれも店内飲食を24時間営業に戻す。
一方、東京商工リサーチが、全国の企業を対象に「忘年会」、「新年会」に関するアンケート調査を実施した。
その中で、忘年会、新年会を「開催しない」と回答した企業は、有効回答8,174社中、70.47%、数にして5,760社にのぼることがわかった。
感染防止の面から、宴会などを控える企業が多いとみられる。