大手家電量販店が、ネット通販を強化する。
ヨドバシカメラは、ネット通販で夕方までに注文を受けた商品を翌日届けるサービスを提供するため、およそ600億円を投じて配送拠点を増設する。
現在は、東京や大阪などの大都市以外では、2日以上かかるケースもあり、競争力に直結する配送サービスを強化する狙いがある。
「巣ごもり需要」の影響を受け、ヨドバシカメラの2020年度のネット通販の売上高は、全体の3割になったが、今後5年間で、5割に引き上げることを目指す。
ネット通販では、家電以外にも加工食品や雑貨、スポーツ用品などを扱っていて、アマゾンなどとの競争は激しさを増すことになるとみられる。