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政府は12月23日、2022年度のGDP=国内総生産が過去最高になるとの経済見通しを明らかにした。

政府が閣議了解した経済見通しによると、岸田政権が打ち出した55兆円の経済対策が個人消費や設備投資を下支えする事などから、2022年度の成長率は物価の変動を除いた実質で、3.2%程度が見込まれている。
緊急事態宣言の解除や政府の経済対策を受け、GDPは2021年度中に新型コロナウイルス感染拡大前の水準まで回復し、2022年度のGDPは過去最高だった2018年度の554兆円を上回る、
556.8兆円に達するという。
ただし、半導体不足や、原油などの原材料価格の高騰、オミクロン株の蔓延などが経済に与える影響について注視する必要があるとしている。