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世界銀行は、2021年のエネルギー価格が、8割上昇すると予測した。

21日に発表した報告書では、新型コロナウイルスの感染拡大が一段落ついて、石油需要が回復するなどしたため、2021年のエネルギー価格が、前の年に比べて83.4%上昇するとの予測を示した。

原油価格は、69.7%上昇の1バレル平均70ドルに達する見通しだとしている。

世界銀行は、予測を超えるエネルギー価格の上昇が「短期的には世界的なインフレの大きなリスクとなり、長期化すればエネルギー輸入国の足かせとなる」と分析している。

日本でも、企業や家計の負担の増加につながるとして、政府が対応に乗り出している。