政府は、アフガニスタンの治安の悪化を受け、現地に残る日本人などを退避させるため、自衛隊の輸送機を派遣する方向で調整に入った。
複数の政府関係者によると、政府は、国際機関で働く日本人などを退避させるため、アフガニスタンに自衛隊の輸送機を派遣する方向で調整しており、23日、国家安全保障会議を開いて、菅首相や岸防衛相らが対応を協議する。
対応が決まれば、早ければ23日夜にも、待機している自衛隊の部隊が現地に向かう見通し。
カブールの日本大使館の日本人職員は、17日に友好国の軍用機で退避しているが、国際機関の日本人職員や、大使館で働く現地スタッフへの対応を求める声が出ていた。