週明け23日のニューヨーク株式市場は、製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンがFDA=食品医薬品局から正式に承認されたことを受けて、感染対策が進むことへの期待から買い注文が広がり、ダウ平均株価は200ドルを超える値上がりとなりました。
23日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、先週末に比べて215ドル63セント高い、3万5335ドル71セントでした。
アメリカのFDA=食品医薬品局が製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンを正式に承認したことを受けて、感染対策が進むことへの期待から、多くの銘柄に買い注文が広がりました。
また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も上昇し、今月5日以来、12営業日ぶりに最高値を更新しました。
市場関係者は「変異ウイルス『デルタ株』の感染がアメリカで広がる中、ファイザーのワクチンが正式に承認されたことで、ワクチンを接種する人が増え、感染対策が進むことへの期待が高まった」と話しています。