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「アルツハイマー」にもアスタキサンチンの効果が得られると期待されています。
先ほど述べました「痴呆」と「アルツハイマー」は同じではないかと思われるかもしれませんが、この2つは違うものであるという考え方もあります。
どちらも脳細胞と活性酸素が大きく関係しています。

アルツハイマーがどうやって起こるのかそのメカニズムについては、いまだにはっきりとしたことはわかっていません。
しかしアスタキサンチンを摂っていくことによって、その確率が下がることはわかっています。
活性酸素が人間の体の中に少なければ、それだけで体の老化を遅らせることができます。
もちろん体だけではなく、脳についても同じです。
そしてこの活性酸素をなくす効果を持っているのがアスタキサンチンなのです。
脳の病気に関してもアスタキサンチンは効果を発揮します。

アルツハイマーの患者さんを調べたところ、赤血球膜に酸化したリン脂質の多いことがわかりました。
これは赤血球の膜へ活性酸素がついてしまったために起こったことです。
アスタキサンチンは活性酸素をとることができるため、こうしたアルツハイマーの治療にも役に立つと言われているのです。
赤血球が酸化するということは、細胞へ十分な酸素を行き渡すことができないということです。
これがアルツハイマーを起こす原因あるいは症状を悪化させる原因ではないかと考えられています。
ですからアルツハイマーの予防のためにも、脳細胞の健康のためにも積極的にアスタキサンチンを摂っていくことがいいのです。