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<科学者たちは大興奮! DNA検査で証明されれば、ホシザメとして初めての事例に> イタリア・サルデーニャ島の水族館で、メスだけの水槽からホシザメの赤ちゃんが誕生した。科学者によると、今回の出来事は、この種による無性生殖の初めての事例となる可能性があるという。 サルデーニャ島にあるカーラ・ゴノネ水族館では、10年前から今回のサメの生みの親であるメスと他のメス1匹が同じ水槽で飼育されていたとイタリアの通信社AGIが報じている。 単為生殖とは、本来有性生殖(受精によって子孫を残す)を行う生物のメスが単独で子供を生むことを指す。 ナショナルジオグラフィックによると、単為生殖には「オートミクシス」と「アポミクシス」の2種類があるという。オートミクシスは母親の遺伝子をわずかにシャッフルして、完全なクローンではないが母親に似た子孫を作るというもの。アポミクシスで生まれた子供は完全なクローンだ。 科学者たちは今回の出来事に興奮している。 DNA検査でこの赤ちゃんザメが単為生殖の結果生まれたことが証明されれば、ホシザメで初めてということになる。 ニューヨーク・ポスト紙によると、実際に単為生殖で生まれたかどうかを確認するために、海洋学者が赤ちゃんザメと母親のDNAサンプルを研究室に送ったという。 このニュースに興奮した水族館は、フェイスブックに水槽を泳ぎ回る小さなサメの動画を投稿した。 赤ちゃんは「希望」を意味するイスペラと名付けられた。 =====