以前からアーリーアクセス版やデモ版が話題になっていた“声で操作する”新感覚2Dパズルアクションゲーム『One Hand Clapping』が、12月14日に正式リリースされました。
本作はマイクに向かって歌ったり、楽器を演奏したりすることでパズル要素を解きながらゲームを進めていく2D プラットフォーマー。暗黒の力「沈黙」によって闇に包まれてしまった街を舞台に、プレーヤーの歌声で闇を祓って旅を進めて街に光を取り戻すことが目的となっています。
もちろん中には歌が苦手という人もいるかもしれませんが、心配はいりません。実は声のピッチや発声の長さにキャラクターが反応するので、ハミングでもOK。そしてゲームオーバーも存在しないので、気ままにプレイすることが可能です。
“声のプロ”たちが続々実況
そんな斬新なアイデアと神秘的な世界観で、正式リリース前からかなり注目されていた『One Hand Clapping』。アーリーアクセス版は数々の有名人がプレイして話題になっていました。
2019年4月5日には、『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎役で知られる人気声優の花江夏樹さんが、デモ版のプレイ動画を投稿。人気実況者のリモーネ先生と共に、“声優力”を存分に発揮しながらゲームを進めていました。
ある場面で花江さんは、リモーネ先生がチョイスしたセリフを読み上げて操作することに。リモーネ先生から「急なセリフ出されても、パってできないと」と声をかけられると、「当日台本渡されて、当日読むなんてザラですから」と余裕を見せながら、お題として出された“必殺技”的なセリフを完璧にこなしてギミックを乗り越えていました。
また、ダンサーで歌手の三浦大知さんは、2021年6月24日にアーリーアクセス版の実況生配信を実施。三浦さんといえば、『仮面ライダーエグゼイド』の主題歌『EXCITE』や『ドラゴンボール超 ブロリー』の主題歌『Blizzard』などを代表作に持つ“歌って踊るソロアーティスト”として有名ですね。
『One Hand Clapping』の実況プレイでは、持ち味の美麗な歌声を惜しげもなく披露。状況を説明したり、リアクションしたりする時も歌い続ける様は、実況プレイというより、もはやミュージカルのようでした。
鳴き声で勝負した戌神ころねさん
その一方で、2人とは一風違った実況プレイを披露してくれていたのが「ホロライブ」所属のVTuber・戌神ころねさん。2021年6月18日に行った生配信で本作のアーリーアクセス版プレイした戌神さんは、セリフや歌声ではなく、赤ちゃんや子犬のような可愛らしい鳴き声でギミックをクリアしていきます。
序盤から順調にゲームを進めていった戌神さんでしたが、あるステージの意外なギミックに困惑してしまう場面も。そのギミックとは、“録音”。戌神さんはこのギミックに気づかないまま不意に「あれ?」と発してしまいます。すると、それが録音されてしまい、延々と戌神さんの「あれ?」が流されることに。
突然の出来事に戌神さんは爆笑しつつ、「なんでよ!録音するならさ、ちゃんと録ったのに!」と困惑。その後もギミックの位置に近づく度、戌神さんの「あれ?」が垂れ流し続けられるのでした…。
なお本作はPC版のほか、ニンテンドースイッチ、プレイステーション4、Xbox One、iOS、Android、Samsung Galaxy Storeにて絶賛配信中。気になった方は是非プレイしてみてくださいね!