東京は、世界3位をキープ。
コロナ禍の「働き方」で、大きくポイントを上げた。
森記念財団は24日、「世界の都市総合力ランキング」の2021年版を発表し、東京は、6年連続で3位となった。
1位はイギリス・ロンドン、2位はアメリカ・ニューヨークで、2020年から上位のランキングに変化はないものの、コロナ禍が「国際人流」や「働き方」など、4つの分野に影響を及ぼした。
具体的には東京が、テレワークの普及などによって「働き方の柔軟性」で前回の41位から2位まで大幅に改善したほか、東京オリンピック・パラリンピックの開催によって、「国際人流」でスコアを伸ばした。
その一方で、1位のロンドンでは、世界的な人流の抑制を受けてマイナスの影響が大きかったほか、2位のニューヨークも完全失業率の高さが大きくマイナスに影響するなどし、上位2都市の上昇傾向がストップした形となった。