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「“めっちゃ”おいしい」「“鬼”かわいい」って使います?

文化庁は2020年度の『国語に関する世論調査』で、副詞的に用いる言葉の中から、新しい使い方やその意味が辞書に載るようになった「めっちゃ」「じみに」「そっこう」「「まるっと」「鬼」の5つについて、使うことがあるかや他の人が使っていると気になるかを調査。全国の16歳以上の3794人から回答を得た。

【画像】文化庁は「めっちゃ」「じみに」など5つの言葉について調査

「めっちゃ」は関西地方などで以前から用いられ浸透、「鬼」は2割以下

「とてもおいしい」を「めっちゃおいしい」と言うと回答した人の割合は57.9%。他の人が使っても気にならないと回答した人は80.5%にのぼり、新しい表現の中ではかなり浸透しているようだ。

その一方、「とてもかわいい」を「鬼かわいい」と言う人はわずか4.8%で、使う人の割合は全ての年代で2割以下と低く、20代以下が18%台と他の年代よりやや高くなっている。他の人が「鬼かわいい」と使っていると気になると回答した人は72.7%で、年代が上がるにつれて高くなる傾向が見られた。

「じみに痛い」「そっこう帰る」は39%が使うと回答

「騒ぐほどではないが確かに痛い」という意味で、「じみに痛い」という言葉を使うかどうかについては、39.8%が使うと回答。また「すぐ帰る」ことを「そっこうで帰る」と言うかについても、39.0%が言うことがあると答えた。

他の人が使うことが気にならないと回答した人は「じみに」が62.1%、「そっこう」は66.8%となった。「じみに痛い」は「めっちゃ」と同様、20代以下で使うことがある人は9割を超えた。一方で、気になる割合は年代が上がるほど高く、年代によって差が大きくなった。

「まるっと」を使う人は全ての年代で2割以下

最後に、「そっくり全部わかる」を「まるっとわかる」と言う人は10.7%にとどまり、最も多く使うと答えた30代と40代でも15%台だった。気になると答えた割合は62.4%で、全ての年代で5割を超える結果となった。

(フジテレビ社会部・文部科学省担当 川田梨江子)