自民党総裁選挙は、党が主催するオンラインの討論会が開かれ、4候補が、外交安全保障やエネルギー政策などをめぐって議論を交わした。
討論会で、4候補の立場の違いが明らかになったのは、「総裁になった時、靖国神社を参拝するか」との質問だった。
河野規制改革相「総理在任中はしない」
岸田前政調会長「時期、状況を考えたうえで参拝を考えたい」
高市前総務相「参拝する」
野田幹事長代行「個人としては家族と参拝するが、総理総裁という公職ではしない」
また、「拉致問題をどう解決するか」についても質問が出た。
河野規制改革相「総裁選挙に勝ったら、北朝鮮とのトップ会談を目指した外交努力を始めたい」
岸田前政調会長「トップ同士の交渉に持ち込むため、アメリカはじめ関係国をどう巻き込むか」
高市前総務相「あらゆるルートを使ってトップ会談にこぎつけたい」
野田幹事長代行「外交官のしっかりした情報を、わたしたちが取らなければならない。それをやっていかなければならない」
23日から始まったこの討論会は、25日、26日も行われる。
一方、立憲民主党は、外交・安全保障政策を発表した。
立憲民主党・枝野代表「辺野古新基地建設を中止し、沖縄における基地のあり方を見直すため、アメリカと粘り強い交渉を開始し、進めてまいりたい」
政策では、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設中止し、日米地位協定の改定を進めるとしている。