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有権者のたった1%の投票で決める自民党総裁選は、国家という壮大なるコモンズの失敗例なのだろうか? 『WIRED』最新号では民主主義と合意形成の未来について紙幅を割いて特集している。そこには優先順位付投票制や液体民主主義といった新たな合意形成ツールの先に、「自律的意思をもった自己(セルフ)」という枠組みをいかに問い直すかという視座が含まれている。今週のSZメンバーシップのテーマ「DEMOCRACY」から最新号の読みどころをひも解く編集長からのニュースレター。