市民抵抗運動によって権力の掌握を阻止する方法（後篇）：マキシマリストたちの運動

いまや「民主主義の後退」は世界各地で見られ、それはブラック・ライヴズ・マターやトランプ大統領支持者によるホワイトハウス暴動を経た米国も例外ではない。民主主義国家から独裁国家への移行は一瞬ではなく徐々に進行するプロセスだとすれば、市民抵抗運動によってそれを阻止することはいかに可能だろうか？ 民主主義を守るための手引きを掲げ、非暴力的運動の現代的戦略と可能性を探る研究者や市民を追った短期連載の最終回。