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アフガニスタンの武装勢力・タリバンは、FNNの取材に対し、「日本人を必要としている」などと、協力を呼びかける一方、日本が派遣する自衛隊には早期撤退を求めた。

タリバン・ムジャヒド報道官「われわれは、日本人のアフガニスタンからの退避を望んでいません。しかし、自衛隊は退去してほしい」

タリバンの報道官は、「われわれは日本人を保護する」と述べ、現地の日本人などに退避しないよう呼びかけたうえで、「友好的で良い外交関係でいたい」とも主張した。

一方で「軍の駐留は好ましくない」として、日本が、国外退避の支援などのために派遣する自衛隊には、早期の撤退を求めた。

一方、政府が、アフガニスタンに残る国際機関の日本人職員や、大使館に勤める現地人職員を退避させるために派遣した自衛隊の輸送機が、25日、パキスタンのイスラマバードに到着した。

今後、輸送が行われるものと思われる。