香川・さぬき市で、池に車が転落した事故を装い、保険金を得ようと父親を殺害したとして、56歳の息子が殺人の疑いで逮捕された。
逮捕されたのは、さぬき市の無職・眞鍋和彦容疑者(56)。
警察の調べによると、眞鍋容疑者は、2021年8月9日の夜、乗用車の後部座席に父親の一美さんを乗せて、池に車を転落させ、一美さんを溺死させた疑いが持たれている。
取り調べに対し、眞鍋容疑者は、「あえて転落させたわけではない」と容疑を否認している。
転落の状況が不自然なことから警察が調べたところ、眞鍋容疑者に1,600万円余りの借金があり、直前に自動車保険の受取額を調べていたことがわかった。
警察は、転落事故を装って保険金を得る目的だったとみて調べている。