日本でもおなじみになりつつある、ブラックフライデー。
本場・アメリカで始まったが、2021年は「それほどお得じゃない」という予想もある。
ニューヨークの老舗百貨店「メーシーズ」には、2021年も開店前に行列ができたが、客からは、少しさえない声が聞かれた。
買い物客「割引はあるとは思うが、例年ほどの割引にはならないと思う」、「買い物をしていても棚が空っぽ。ことしはどこも値段が高かったり、品物が見つからないことがある」
通常であれば、大幅な割引により個人消費が高まるブラックフライデーだが、2021年は、物流の混乱による品物不足を背景に、「割引率縮小」の傾向が全米に広がっているとみられている。
ネット販売のトレンドを調査する会社は、例年の割引率が最大およそ30%だったのに対し、2021年は25%程度にとどまると予測している。