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ロシアが北方領土周辺の海域で1カ月間、射撃訓練をすることに対し、日本政府が抗議したことを明らかにした。

射撃訓練が行われるのは国後島周辺の海域で、7月27日から8月27日まで断続的に行うとみられていて、ロシア政府は22日までに船の交通を守る「航行警報」を発令している。

日本政府は22日、外交ルートを通じて「ロシアによる北方領土での軍備の強化は受け入れられない」などと抗議した。

ロシアは、北方領土で地対空ミサイルの配備や大規模な軍事演習を繰り返し、軍事拠点化を進めているほか、26日にはミシュースチン首相が択捉島を訪問するなど、実効支配をアピールする動きを強めている。