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ロシアのミシュースチン首相が、北方領土の択捉島を訪問した。

日本政府は、厳重に抗議している。

ミシュースチン首相は26日、択捉島の診療所や水産加工施設を訪れた。

ロシアの首相が北方領土を訪問するのは、2019年8月のメドベージェフ氏以来、2年ぶり。

ミシュースチン首相は、北方領土と千島列島に免税特別区を設け、外国投資を誘致し、開発を進める意向を示した。

ロシアに駐在する上月豊久大使は、モルグロフ外務次官に、「日露関係の互恵的な発展に資するものではない」と強く抗議した。

加藤官房長官「(ロシア大使に)日本側の立場を申し入れ、強く抗議を実施をしたところ」

日本政府は、ロシアのガルージン駐日大使を外務省に呼び出し、「北方四島は、わが国が主権を有する島々」との立場をあらためて伝え、厳重に抗議した。