イエメン中部の戦略的要地マアレブを巡って、政府軍と政府支持の部族軍とhothy軍との間で、激しい戦闘が続けられ、政府軍を支援するサウディ等が猛烈な空爆をかけてきたことは、累次報告の通りですが、アラビア語メディアは、現地からの情報として、政府軍はマアレブ中部および南部等で、戦力上重要な山岳地帯を失った（これで政府軍の失ったマアレブの郡は１０になる模様）が、このような状況でマアレブの郡都のマアレブ市の失陥の可能性は、これまでのどの時期よりも高まったとしています、
またマアレブの産油地帯の油田地帯、製油施設、油送管等の、イエメンにとり最重要な経済施設も風前の灯だと報じています・
何しろイエメンのことで、これまでもマアレブを巡っては何度も陥落間際などと報じられてきましたが、未だに取ったり取られたりの状況が続いているということはマスコミが言うほど陥落がまじか、というほどでもないかと思いますが、首都サナアを昔からhothyに支配され、暫定首都のアデンでは、UAEの支援する南部分離主義勢力が官庁街㋨大部分を支配している状況で、マアレブ迄失うことになると、hadi政権がイエメンの正統政府という建前も、益々実態のない存在となりそうです。
何しろ、唯一の根拠たる選挙で選ばれたhadi その人がリヤドに居座って、実態的に益々亡命政権そのものになりつつあるのですから。
القوات اليمنية تخسر مديرية جبل مراد… ومأرب باتت مهددة | القدس العربي (alquds.co.uk)