デジタル社会の実現に向けて、政府が年内の策定を目指す新たな重点計画の素案が、FNNの取材でわかった。
新型コロナ関連では、ワクチンの接種記録、接触記録、検査記録を1つのアプリで利用できるよう、検討を行うなどとしている。
新たな重点計画の素案では、新型コロナワクチンの接種証明書のスマホアプリでの利用を、2021年中に開始することに加え、現在、バラバラの運用となっているワクチンの接種記録、接触記録、検査記録を、1つのアプリで表示できるよう検討を行うとしている。
また、マイナンバーカードについては、2022年度末までにほぼ全国民に行き渡らせ、2022年度中のスマホへの搭載を目指すと記している。
行政手続き関連では、2022年度末までに交通反則金のクレジットカード納付やペイジー納付の導入を検討するほか、2022年度からパスポートのオンライン申請を可能にするとしている。