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ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は、1万年以上続いた縄文時代の発展や精神文化の深化の過程を示すとされる「北海道・北東北の縄文遺跡群」を、世界文化遺産に登録することを決定した。

議長「採用されました」

青森県・三村知事「Thank you! Thank you! Thank you!」

議長「おめでとうございます」

ユネスコの世界遺産委員会は、7月16日からオンラインで審議が行われ、27日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」を世界文化遺産に正式に登録することを決定した。

三内丸山遺跡のボランティア・中村文子さん「信じられない。本当に世界遺産になったのかと信じられない気持ち。でもなったんですよね」

この遺跡群は、青森県の三内丸山遺跡など、北海道、青森、岩手、秋田にまたがる17の遺跡で構成され、1万年以上続いた農耕以前の定住生活が成熟する過程や、精神文化の深化を顕著に示しているとされている。