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中国軍が関与したとされるサイバー攻撃をめぐり、日本製のウイルス対策ソフトを不正に購入しようとした疑いで、警視庁公安部は、中国人の元留学生の逮捕状をとった。

王建彬容疑者(35)は2016年、架空の日本企業名を使い、主に日本企業へ販売されていたウイルス対策ソフトを購入しようとした疑いが持たれている。

王容疑者は、中国軍の関係者から指示を受けていたということで、公安部は、中国軍がソフトからシステムのぜい弱性を探り、日本へのサイバー攻撃に悪用しようとしていたとみている。

王容疑者は、すでに帰国していて、逮捕は困難とみられるが、公安部は国際手配を要請する方針。