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東京・大田区の駅でトラブルになった女性を転倒させ、けがをさせた疑いで、和歌山県警捜査一課に勤務する男が警視庁に逮捕された。

男は、「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家男性の殺人事件の捜査で東京に出張中だったとみられている。

和歌山県警捜査一課巡査部長の讃岐真生容疑者(35)は2021年4月、大田区の京浜急行・天空橋駅で面識のない20代の女性とトラブルになり、もみ合いになった際に女性を転倒させて全治1週間のけがをさせたうえ、その場から逃走した疑いが持たれている。

讃岐容疑者は、警察に通報しようとした女性の携帯電話を奪い取ったとみられていて、事件後に、女性が近くの交番に「携帯をとられた」などと相談したことから事件が発覚した。

讃岐容疑者は当時、「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家・野崎幸助さん殺害事件の捜査で東京に出張中だったとみられていて、警視庁は事件に至ったくわしい経緯を調べている。