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感染を抑え込んできたとされる中国で、インド型変異ウイルス「デルタ株」による感染拡大の兆し。

江蘇省南京市では、26日までに106人の新規感染者が判明。

当局は、全市民およそ930万人を対象にした2度のPCR検査のほか、遺伝子解析を実施し、27日、「感染拡大はデルタ株によるもの」と発表した。

中国メディアなどによると、南京市からの感染は、さらに4つの省へ広がったという。

一方、首都・北京では、外交官1人を含む3人の無症状の新規感染者を確認。

外交官が検査後に待機していたホテルは、厳重な隔離措置が取られ、全身を防護服に包んだ人の姿も見られた。