山陽新幹線の運転士らからアルコールが検知された問題で、検知器が消毒用アルコールに反応したとみられることがわかった。
JR西日本によると、新岩国駅で新幹線に乗車予定の60代の男性運転士ら2人から、基準値を超えるアルコールが検知された。
その後の調査で、検知器を入れていたロッカーの近くのカバンの中で、消毒用のアルコールが漏れていたことがわかった。
また、別の検知器では2人から反応は出ず、JR西日本は、消毒用のアルコールが反応したとみられると発表した。
JR西日本 新幹線運輸部・鶴原修課長「(消毒用アルコールの)内容液が漏れていたということが判明し、それにともない、検知器が反応したものと推定しております」
JR西日本は、検知器の取り扱いを周知するとしている。