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「脱マスク」からの方針変更。

CDC・アメリカ疾病対策センターは、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人でも、屋内などでは、マスクを着用することを再び推奨すると発表した。

CDCは27日、ワクチンを接種すれば感染リスクをかなり低く抑えられるとしたうえで、仮にインド型変異ウイルス・デルタ株に感染すると、未接種の人と同様、ほかの人に感染させる可能性があることがわかったと発表した。

そのため、ワクチン接種の有無にかかわらず、感染者が多い地域では、公共施設の屋内でマスクの着用を求めたほか、すべての学校の教師や生徒に対してもマスクの着用を呼びかけた。

バイデン大統領「デルタ株について知れば知るほど気をつけなければならない事がわかった」

また、バイデン大統領は、連邦政府の職員を対象に、ワクチンの接種を受けるか、完了していない場合は検査を義務づけることを検討していると明らかにした。

CDCは2021年5月、ワクチンを接種した人は、マスク不要の方針を打ち出したばかりだった。