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北朝鮮は28日朝早く、内陸部から東に向けて、弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射した。

北朝鮮によるミサイル発射は、9月に入ってから5発目となり、活動が活発化している。

韓国軍によると、午前6時40分ごろ、北朝鮮北部慈江道舞坪里(チャンガンドウムピョンリ)一帯から東に向けて、短距離ミサイルと推定される飛翔体1発が発射されたという。

日本政府は、弾道ミサイルの可能性があるとしている。

北朝鮮は、9月11日と12日に新型の長距離巡航ミサイルの発射実験を実施し、15日にも鉄道を利用した発射台から日本海へ、短距離弾道ミサイル2発を発射した。

9月に入ってから、ミサイル発射は、今回で5発目となり、活動が活発化している。

金正恩(キム・ジョンウン)総書記の妹・与正(ヨジョン)氏は、自らは軍備強化をしているアメリカや韓国が、北朝鮮の弾道ミサイル発射を「挑発」と非難するのは、二重基準だと批判しており、今回のミサイル発射により、アメリカや韓国にさらなる揺さぶりをかける狙いがあるとみられている。