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イエメンでは1週間ほど前にUAEの支援する南部勢力軍が突然ホデイダ周辺から撤収し(政府軍に近い筋も事前の連絡も調整も無しの撤収と書いている)その後で、hothy軍がタエズ、モカ方面に進撃していたはずですが、アラビア語メディアは、海岸平野(ティハマ)の要地で、タエズ、イブとホデイダへの道路の連なるhis で、政府軍支持の連合勢力(南部勢力とティハマの民兵の由。政府軍は何処へ行ったのか?)が、このhothy軍の進撃を止め、一部彼らの占領地を奪還したと報じています。

他方、アラビア語メディアでも、サウディ政府は、イエメン内戦への関与を縮小しようと模索しているが、そのやり方がわからず、困っていると報じていました(おそらく、サウディ空軍が空爆を中心とする支援を縮小すれば、現在でも戦闘意欲にかけ、負け続けの政府軍の士気がさらに下がり、政府軍戦線が崩壊することを恐れているのであろう)が、その様な話と、このホデイダから、イブ、タエズにかけての「前例のない様な勝利」という話がどう繋がるか、全くよく分かりませんが、一つの可能性は、サウディ空軍が最近首都サナアやマアレブ等に対して、これまた前例もない様な猛烈な空爆を行い、hothy軍の補給線も激しくたたいたとの報道もあったので、、その結果が出たのかもしれません

いずれにしてもこれまでも、特にマアレブ等では何度も激しい戦闘や、政府軍の前進等の報道があったこともあり、今回の大戦果とやらもかなり眉唾と考えるべきかもしれません
それよりも注目されるのは、hothy軍の進撃を食い止め、大きな戦果を挙げたのが南部抵抗勢力とティハマ民兵とされ、政府軍の名前が出てこないことで、イエメンは中央正統政府などと言いながら、実質上北部のhothy勢力、南部のUAEに支援された民兵、その他の地域でmoティハマ民兵等それぞれの部族に基づく民兵の群雄割拠する状況となりつつあるのかもわかりません
もう一つ目につくのはサウディの元気のなさとUAE(特にアブダビ皇太子)の野心と積極的な政策です。サウディの皇太子は国内で忙しいのか、外交面や軍事面では殆んど名前が出てこないですね。
取りあえず
اليمن: مسار المعركة يتغير في جبهات جنوب الحديدة والقوات الحكومية تحقق مكاسب نوعية | القدس العربي (alquds.co.uk)