
米海軍の原子力空母カール・ビンソンが28日、横須賀基地(神奈川県横須賀市)に寄港した。同基地を母港としない米空母の寄港は、2009年のニミッツ以来。在日米海軍は、補給や維持が目的で、短期間で出港するとしている。
カール・ビンソンはF35Cステルス戦闘機や輸送機オスプレイを艦載。英海軍の最新鋭空母クイーン・エリザベスも9月に横須賀基地に入る計画で、海洋進出を強める中国をにらみ、けん制する狙いもありそうだ。
カール・ビンソンは8月上旬に母港とする米西部サンディエゴを出港。約4800人の乗組員は寄港中、横須賀基地の外には出ないとしている。