大和証券グループ本社は、2022年度、3%以上の賃上げを実施する方針。
大和証券は2022年度、国内およそ1万3,000人のグループ社員を対象に、基本給を底上げするベースアップと、一時金をあわせて、3%以上の賃上げを目指す。
また、2022年4月に入社する総合職の初任給も引き上げる方針で、現在の25万5,000円から、1万円上乗せする方向で調整している。
初任給の引き上げは、4年ぶり。
賃上げをめぐっては、岸田首相が、「コロナ前の水準に業績が回復した企業には、3%を超える賃上げを期待する」と経済界に協力を求めていて、今後、ほかの企業でも、こうした動きが続くか注目される。