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地球への優しさを見える化した、お買い物の新しい目安。

ダウンコート売り場に置かれたボード。
「あたらしい買い物のものさし EarthCost」と表記されている。

革バッグのEarthCostを見てみると、5年で買い換えるよりも10年大切に使った方が、どれだけ環境負荷が少ないかが一目でわかる。

渋谷スクランブルスクエアで28日から、一部の商品への標記が始まった「EarthCost」。

商品の製造や輸送時などに排出されるCO2の環境への影響を数値にし、見える化したもの。

数値が小さいほど環境への負荷も小さくなる。

例えば、ペットボトル飲料を3年間で1日1本買い続けた際にかかるアースコストは875。

一方、タンブラーを使用すれば、62まで抑えることができる。

このように、渋谷スクランブルスクエアでは、さまざまな商品に対しアースコストを表記することで、価格やカロリー表示と同様に商品を選ぶ際の判断基準の1つになることを提案している。

来店客「統一したものであれば十分参考になる」、「1番はエコバッグ。あれがどれくらい役に立っているかは実感としてわからないが、イメージでわからないものを何かで表示されているのは、役に立つと思う」

渋谷スクランブルスクエア・二宮道彦総支配人「価格ももちろん、商品を選ぶ判断基準になるが、それ以外にも、未来に向けて、お客さまの選択1つ1つが将来につながっていく、環境につながっていくことも考えるきっかけになってもらえれば」