お金を入れたのに自動販売機から飲み物が出てこない。ICカードをタッチしたのに改札の扉が閉まる…日常の中で遭遇するまさかの出来事がある。
今、料理をしている最中に発生した“まさかの出来事”がTwitterに投稿され、話題になっている。
その様子がこちら。
うちの奥さんが封印されしカニたま作ってた…多分勇者しか食べれない
漫画家の泉朝樹さん(@izumi000)が「封印されしカニたま」とのコメントとともに投稿したのは、フライパンの内側に皿がピッタリはまり、動かなくなっている様子の画像。
フライパンをひっくり返しているのにも関わらず、下から支えなくても皿が落ちないのだ。前後左右、上下に動かないその様子は、まさに勇者だけが抜けるという“伝説の剣”のよう。
泉さんによると、奥さんがカニたまを作り、最後に皿に移そうとひっくり返したところ、こうなったという。
その後、10分ほど格闘した末に「聖なるゴマ油」を使ってなんとか封印は解かれ、皿はフライパンから外れたという。無事に姿を現したカニたまもTwitterに投稿している。
10分くらい格闘の末、聖なるゴマ油で封印を解いた
白い皿に無事に盛られたカニたまは、焦げもなく美しい薄茶の焼き目を見せてくれている。
この様子にTwitterでも「綺麗にハマってるな〜」「勇者(旦那)しか食えない…」「きっと魔王くらいなら一口で倒せてしまう味なんでしょうねw」といった反応が寄せられ、封印された状態の投稿には6万7000以上のいいねが付く話題となっている(7月28日時点)。
無事に封印が解かれたのは良かったが、10分の間にどのような格闘があったのだろうか?解放された瞬間の様子はどうだったのか?
泉さんに話を聞いてみた。
奥さんは落ち着いて微笑んでいた
ーーカニたまが封印された時の反応を教えて。
私は本当にカニたまが入ってるのか不安でしたが、奥さんは落ち着いて微笑んでいました。
ーー約10分の格闘内容は?
叩いてみたり、隙間からテコの原理で外そうと頑張りましたが、ゴマ油を一周させて外しました。
ーーゴマ油で封印が解けた瞬間の気持ちは?
第一声は「さすがゴマ油」でした。万能ですね。
「私は勇者じゃなかった」
ーー勇者しか味わえないかもしれないカニたまの味はどうだった?
私はお腹の調子悪くて食べられなかったので、妻と娘が食べました。私は勇者じゃなかったんでしょうね。
ーー投稿には多くの反響があるが?
まさかカニたまでバズるとは思わなかったので、カニたまが封印されたことよりビックリしました。
ーー次からも、このフライパンとお皿の組み合わせの使用はしていくの?
はい。ゴマ油があれば大丈夫です。
まさかの出来事に遭遇しても落ち着いて微笑んでいた奥さんが、誰よりも勇者の素質があったのかもしれない。
ピッタリとフィットするフライパンと皿を使用するときには、念のため「聖なるゴマ油」を準備しておくと良さそうだ。