新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを受け、アメリカのIT大手グーグルなどは、出社する全ての従業員にワクチンの接種を義務付けると発表した。
アメリカのグーグルは、2020年3月から在宅勤務を導入していて、2021年9月に国内のオフィス勤務を再開させる予定だったが、インド型変異ウイルス「デルタ株」が拡大しているとして、28日、再開を10月に延期すると発表した。
また、出社する従業員には、体質など特別な事情がある場合を除き、ワクチン接種を義務付けるとしていて、今後、対象をアメリカ国外の従業員にも広げていくという。
出社する従業員に対しては、フェイスブックも、ワクチン接種を求めると発表した。
アメリカでは、自治体が職員らに対して、ワクチン接種か毎週の検査を求める動きも広がっている。