9月30日で全面解除される緊急事態宣言。
【画像】クラシックとロックで同じコンサートでも明暗…制限の違いを確認
東京都は、10月1日から24日までを「リバウンド防止措置期間」とし、感染の再拡大を防ぐための具体的な対策を決定しました。
その内容はどういうものなのでしょうか?
「リバウンド防止措置」営業時間の短縮やイベント制限…
国民の生活に大きく関わる事が見えてきた「リバウンド防止措置」。その具体的な内容を確認しましょう。
まずは、飲食店。
東京都では、都独自の認証を受けた店は夜8時まで酒の提供を認めて、営業は午後9時までとしています。一方、入店は「1グループ4人以下」と制限。
百貨店やショッピングセンターなどの商業施設では、生活必需品をのぞいて午前5時~午後9時まで営業時間を短縮への協力を依頼。
都立学校では、対面授業と部活動は感染対策を徹底した上で実施。
しかし、県をまたぐこともある上に一気に移動するということもあるので、修学旅行は延期に。
次は移動に関して。
外出は混雑している場所・時間を避けて、少人数で行動してくださいという指針。県をまたぐ移動に関しては基本的な感染防止策を徹底した上で移動してくださいという方針になりました。
さらに、イベント。
イベントに関しては、「大声なしのイベント」「大声ありのイベント」で分かれます。
まず「大声なしのイベント」は…
例えばクラシックコンサートや演劇などについては、5000人以下のコンサートならば100%入って良いことになっています。例えば3000人収容なら満員入れて入れて大丈夫ということになります。
一方「大声ありのイベント」は…
2万人以下で上限50%、2万人超は上限1万人。先ほどのクラシックコンサートでは満員3000人でもOKだった同じ会場でロックコンサートを開催すると、1500人までしか入れてはいけないということになります。
そして、イベント関連施設。
映画館、テーマパーク、スーパー銭湯などは午前5時~午後9時の営業時間の短縮にあわせて、酒類提供の自粛、酒類の持ち込みを認めない要請をすることになりました。
最後はカラオケ。
これまでのクラスター事例や換気設備を鑑みて、スナックやカラオケ喫茶など飲食店ではカラオケの利用は自粛を求めるものの、カラオケボックスなど飲食を主としない店舗は感染対策を徹底した上で利用可能としています。
それぞれの行動で感染予防を図りながら、経済活動を活性化させる局面を迎えていると言えそうです。
(めざまし8 9月29日放送より)