もっと詳しく

インド型変異ウイルス「デルタ株」による入院リスクは、これまでの変異ウイルスに比べて2倍以上になることがわかった。

イギリスのケンブリッジ大学などが、感染者4万3,000人を調べたところ、デルタ株に感染した場合の方が、イギリス型変異ウイルス「アルファ株」より2.26倍入院するリスクが高かったという。

また、感染者の74%がワクチンを受けていないのに対し、2回の接種を終えた人は、1.8%にとどまっていた。

調査では、「ワクチンを接種していない人たちにデルタ株が感染拡大すれば、医療体制に大きな負担を与える可能性がある」と指摘している。