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9月29日に投開票の自民党総裁選挙をめぐり、岸田前政調会長は、出馬表明の際に掲げた「党役員の任期制度の導入」に対する疑問の声に反論し、「党改革をやりきる」と強調した。

自民党・岸田前政調会長「権力のチェックアンドバランスを考えたならば、(党役員の任期制に)疑問を呈するのは、理解できない」

岸田氏が掲げた「最長3年」の任期制度をめぐっては、幹事長を5年余り務める二階氏ら“現体制への挑戦”と受け止め、反発する声もあがっている。

これに関し29日午前、岸田氏は「中堅・若手の登用の必要性」を訴えたうえで、「執行部の権限がものすごく強くなった」と指摘し、「新陳代謝できる政党であるために党改革をやりきる」と強調した。